夏のグランプリ【宝塚記念】もいつもと変わらず予想オッズ上位人気馬の評価記事を書いています。ドゥラメンテ、キタサンブラックときたので、今回は次位のアンビシャスについて。
アンビシャスの評価は?
コノ馬もまずは前走・大阪杯の時の評価をご覧あれ。
前走中山記念ではドゥラメンテにクビ差及ばなかったが、同斤量のリアルスティールはシッカリ交わしていおり、能力の元値はかなりのもの。
今回はC.ルメールから横山ノリさんへの乗り替わりがどう出るかだが、どうしもこの勝負服だとカンパニーを思い浮かべてしまうので、ここでの脚質転換の可能性も。
前走中山記念や、3歳時のラジオNIKKEI賞の走りからも、コノ馬の小回り適性は抜群のもの。逆に適性が劣る府中の2戦(毎日王冠、秋天)で、一線級と差のない走りをしていた事がアンビシャスの能力を示しているかと。
ただ、前走も懸念していたが折り合いを欠くときがあるので、今回の乗り替わりはどうか?後方で折り合いに専念するルメールの騎乗スタイルが合っていたと思うが、ヨコノリがカンパニー(先行)したら、出していって掛かって終わり…の可能性も。後方ポツンもヤメてくれよ(´・ω・`)
んで、結果はご存知の通り、カンパニー(先行への脚質転換)して折り合いも欠かずに、見事1着でしたね。
スローの前残りだったのでレース自体の評価は上がらないが、出して行って掛からなかったのは今後に向けて大きい収穫になったかと。賞金も積めたしね。
今回もヨコノリの継続騎乗になるが、手の内に入れた感はあるので、鞍上含めてかなり不気味な存在かと。とにかく何をしてくるか分かったもんじゃないので、軸にはデキないが、相手からは外せない厄介な馬です。
ただ、前走大阪杯からの直行ローテは過去10年で【0-0-0-4/4】と1頭も馬券になっておらず、1986年まで遡っても【0-0-1-9/10】と、このローテは全く来ていないので、データ的には危険な人気馬と言えそう。
また、中山記念ではドゥラメンテ(57.0kg)と2kg差の55.0kgで2着、大阪杯ではキタサンブラック(58.0kg)と2kg差の56.0kgでの勝利で、今回定量戦の古馬牡馬58.0kgでどうなるか?
牡馬としては決して大きいとは言えない470kg弱の馬格で、これまで56.0kgまでしか背負った経験がなく、58.0kgを背負ってカンカン泣きする可能性は有りそうだが、まぁコレばっかりはヤってみないと分からないのが正直なところ。
つまり判断に困る厄介な馬です(´ε`;)ウーン…
気になるデキ(調子)は?
その大阪杯から中3ヶ月で外厩(ノーザンF天栄)帰り。
1週前のフォトパドックでは、前走や昨秋と比べても、胸前から肩にかけての筋肉が明らかにボリュームアップし、かなり逞しく成長している。昨秋はトモに目がいく馬体だったが、前がボリュームアップしたことで、かなりの好馬体になった印象。
また、悪いデキには映らないが、管理人的には若干緩く見えるので、もう一絞り欲しいことろ。ココからどれだけ絞ってくるか?
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— WIN!競馬_総合 (@winkeiba_dm) 2016年6月20日
追い切りはどーよ?
1週前は、栗東坂路(稍重)併せ馬で4F【51.2-38.0-25.1-12.9(終い強め)】の時計。
全体時計は申し分ないが、終い1F12.9がね…。前走大阪杯時の1週前追い切りでも4F【51.1-37.4-24.7-12.5】の好時計を出せていたので、それと比較しても今回は終いの時計が少し物足りないところ。
※最終追い切り(6/23追記)
栗東坂路(重)で併せ4F【51.2-37.4-24.712.6(終い強め)】の時計。
今回は2週連続で好タイムを出してきたが、3ヶ月の休み明けを考えると、G1のここはコレぐらいビッシリやらないとね。
全体時計は1週前と同じだが、ラスト1Fを12.6で踏ん張っているので、デキに関しては問題なさそう。
また、大阪杯時の最終追い切りが、栗東坂路(良)4F【52.3-38.2-24.8-12.6(終い強め)】なので、それと比べても今回はメイチで作ってきた感じです。
コース適性は?
前述の通り、小回りコースへの適性は抜群と見ているので、前走のように出して行って前の競馬もできるなら、今回の舞台は合うはず。
またタフな馬場になった場合は、血統的にも母父エルコンドルパサーならこなせても可笑しくはないが、よりスタミナが問われるようになるので、その辺の判断が難しいところ。道悪は無問題でも、スタミナがもたなければ、どうしようもないのでね。
やはり判断に困る厄介な馬です(´ε`;)ウーン…
さてさて、では最後にアンビシャスに関する興味深いデータを一つ。いつもの様にブログランキグに載せてますので、アンビシャス推しの人は応援クリックがてら覗いて下さい。
過去10年の大阪杯の勝ち馬の内、後に宝塚記念に出走した馬の成績を載せています。調べてみたら意外でしたね(;・∀・)
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