本題のオークスの前に、先週のヴィクトリアマイルについて。
いやぁ、荒れましたね。大荒れも大荒れ、三連単2070万5610円はJRAのG1史上最高配当つって。
こういうの、一度で良いから取ってみたいね。
レースはご存知の通り、穴男エダテルの積極的な逃げを可愛がり過ぎて、ミナレットが3着に残り、離れた番手追走で実質逃げの型に持ち込んだケイアイエレガントが2着、残り1Fで猛追したストレイトガールがレコードタイで悲願のG1初制覇。
結果、上位4着までが、4角5番手以内の「行った行った」の決着。ほんと最近のスロー競馬にエダテルが喝を入れた感じだったわ。
んで、当ブログの読者なら知っていると思うが、管理人は、逃げ・番手決着の「ソノママソノママ馬券」を比較的好むが、今年は、最近のスローばっかりの競馬から、今回もスローの上り勝負で決め打ちしてました。
土曜日の傾向でも上り3Fの1、2位の馬が全ての芝レースで勝ち負けしていたコトもあり、本命ディアデラマドレで勝負していたが、アレだけ縦長の展開になるとはね…。
やっぱ、レースは生き物ってのを痛感させられましたよ。スローで決め打ちしたら、ペースが流れる。つってね。ほんと最近は裏目ばっかりくらってます。
ただ、この世代の牝馬は「見えている」ので、オークスは何としても結果を残して、大一番のダービーに繋げたいです。
さて、本題のオークス。まずは火曜日時点の予想オッズを確認。
オークスの予想オッズ
フルゲート18頭に対し登録馬は21頭。現時点で以下の3頭が賞金下位で除外対象。
- ナムラアン
- リアンドジュエリー
- ロッカフラベイビー
予想オッズ1番人気はルージュバック。桜花賞では単勝1.6倍の断然人気を裏切ったが、4角15番手では物理的に届かないので、情状酌量の余地はあるかと。
ただ、直線ではアンドリエッテやキャットコインにアッサリ交わされていたトコを見ると、新馬戦や百日草特別で見せたキレが鈍っているような印象。
ここも牝馬同士のキレ味勝負になると分が悪いか。きさらぎ賞の様に前々から脚を伸ばすのが現状はベストだろう。
2番人気は桜花賞馬レッツゴードンキ。先週のストレイトガールと同馬主で、勝てば2週連続の同一馬主によるG1制覇が懸かる。
んで、桜花賞があんなレースになっただけに、意外に人気になっていない(1番人気と思ってた)が、ちょっとナメられ過ぎの様な。
まぁ桜花賞の後は、NHKマイルカップが目標だったが、桜花賞馬になったコトで、二冠を目指しオークスへ参戦となった経緯から、距離不安は少なからずある。んが、過去のオークスの歴史を見ても、距離不安がある桜花賞馬は多数いたが、能力差で何とかなっているのも事実。
桜花賞でも、4角出口でのリードは1〜1.5馬身ほどで、中団馬群とも4〜5馬身ぐらいだったが、残り2F目の10.7で一気に差を広げ、ゴール線での着差は4馬身。位置取りとスローの上り勝負に勝った格好だが、それだけではあの着差にはならない。やはりこの世代では能力が一枚抜けている。
んで、このオークスも桜花賞とそこまで変わらないメンバー構成で展開もスローが濃厚。となれば折り合い面の課題は残るが、逃げの実績があるだけに、岩田も無理に抑えて折り合いを欠くコトもないだろう。桜花賞よりは逃げが残り易い東京2400なら再度逃げても面白い。
とりま、上位人気の2頭の評価はこんな感じ。
最後に注目穴馬を1頭。先週挙げたケイアイエレガントほど人気薄ではないが、今週も期待したい。
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前走は栗東滞在が実らず大幅馬体減で競馬にならなかったが、それでも終いは伸びていた。東京コース替わりもプラスで、馬体が戻ってればココでも差はないはず。