前回の記事では、予想オッズ1番人気のアドミラブルの評価について書きましたが、今回は次位のレイデオロの評価について書いていきます。レイオデロじゃないですよ笑。
と、その前に、久しぶりのG1勝ち馬アンケートを実施していますが、執筆時点ではレイデオロが得票数1位です。もしかしたら当日1番人気はコッチかもしれません(´・ω・`)
レイデオロの評価は?
まずはレイデオロの前走皐月賞時の評価から。(以下抜粋)
昨年暮れのホープフルSから約3ヶ月半ぶりの出走となるレイデオロ。当初は弥生賞を使う予定だったようですが、ソエが出たため大事をとって回避したそう。馬が最優先の藤沢厩舎ならではのローテです。
近2走(葉牡丹賞、ホープフルS)の中山2000での走りっぷりを見ても、最後の急坂部分でスピードが落ちておらず、他馬が落ちる分逆に坂で加速しているように見えるほどで、中山適性は今回のメンバーでは最上位の見立て。
このレイデオロが順調にトライルを使ってくれたら取捨が容易だったのですが、コノ馬が直行することも今年の皐月賞の予想を難解にしています(;´∀`)
さて、血統的には、キングカメハメハ産駒もディープ産駒と同じくドゥラメンテが勝つまでは未勝利で、過去10年でも【1-1-1-16/19】と低調なもの。ただ中山2000mの重賞レースに限ればディープ産駒、キンカメ産駒ともに不思議と上位の成績になります。つまり皐月賞だけを見れば低調ですが、中山2000へのコース適性自体は全く問題ないかと。
レイデオロは母父シンボリクリスエス(ロベルト系)なので、似たところだと、ヤマカツエースが母父グラスワンダー(ロベルト系)です。そう考えると、G1ではチョット足りない感じが…。
まぁ、いずれにしても今回は3ヶ月半の休み明けでの出走がどうか?が最大のポイントでしょうね。ちなみに過去10年で前年の暮れからブッツケの出走は一度もないのですが、10週以上間隔が空いた馬は、データが見れる1986年以降の皐月賞で 【0-0-5-23/28】でした。
その内、ある条件の馬は【0-0-0-13/13】と全く馬券になっていません。共同通信杯からの直行だったナカヤマナイト(2011年2番5着)もこれ該当しています。あ、もちろんレイデオロも。
※その条件は関東馬でした。
その皐月賞では、高速馬場のレコード決着になり後方の馬には出番がなかったレース。レイデオロは4角14番手の時点で勝負圏外でした。
そこから上り2位の脚で追い込んではいますが、直線では内目を回った馬が上位を占めたレースの中、レイデオロは3〜4角で内ラチ沿いをそつなく回っているので、外を回して追い上げたアノ馬とは評価が別れるところです。
気になるデキ(調子)は?
その皐月賞から中5週、1週前のフォトパドックでは、休み明けだった前走時と比較して、腹回りは若干絞れていますが、むしろトモや臀部の張りは前走の方が良く映るぐらいかなと。
前走時から大きく変わったところはなく、叩いて一変!って感じはあまりしませんね。また血統や馬体の作りからも管理人的には2400mは長い見立てです。
追い切りはどーよ?
1週前追い切りは、美浦 南W(良)3頭併せで4F【53.3-39.3-12.9】
※3頭併せの最内なので動画では動きが確認できませんでした。
※5/25追記
最終追い切りは、南W(良)3頭併せで5F【68.5-52.3-38.1-12.5(馬なり)】3〜4馬身先行させた僚馬に楽な手応えで並入。
皐月賞時の最終追い切りでは4F【54.9-39.9-12.8】だったので、それよりは時計、動きともに上回っています。いつもより長めの追い切りでダービーへ向けてシッカリ仕上げてきた印象です。
コース適性は?
東京コース自体は新馬戦(東京2000m)で走っていますが、コーナーでもスムーズに走れているので左回り自体は問題ないかと。ただ最内枠発送からスローの上り3F勝負だったので、あまり参考にはなりませんね。
あとは距離適性ですが、前述の通り血統や馬体からも2400は少し長い見立て。気性的には折り合いが完璧なタイプなだけに距離は持つとは思いますが、ペースが流れてスタミナが問われる展開になった場合はどうなのかなと。
キングカメハメハ産駒のダービーってどーよ!?
今年はこのレイデオロの他にダイワキャグニーの2頭のキンカメ産駒が出走しますが、過去の日本ダービーでの成績は【1-1-1-14/17】という低調な成績です。
あの2冠馬ドゥラメンテが勝つまではダービー未勝利でしたからね。
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